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活動報告
平成29年度

平成29年12月9日 第13回 アマモ移植イベントを開催しました。
(平成29年12月26日更新)

鳥取県漁協境港支部にて、第13回アマモ移植イベントを開催しました。まずはじめに、奥森理事長よりアマモ移植と
中海の水質浄化についての説明がありました。「アマモの種を臭ってみたい人?」と訊かれ、次々と手を上げる子ど
も達ですが…実際に臭ってみると何とも言えない表情でした。
説明を聞いている間にアマモ応援隊の皆さんにシートを準備してもらい、アマモ移植開始です。
アマモの種は、デンプンで出来た糊に混ぜヤシマットの上に広げた生分解性の不織布に糊ごと塗って植付けていき
ます。子ども達も早速上着を脱いで、塗り広げる作業を始めました。
この日は朝からあられ混じりの雨が降ったりやんだりという天気だったので、種を混ぜた糊も大変冷たかったのです
が、子ども達は頑張って素手で塗り広げてくれました。
丁寧に塗り広げられた種は、上からヤシマットを重ね、金網で固定されます。大きなホチキスのようなホックリンガー
で固定する作業に興味津々な子ども達も、応援隊の皆さんに教えてもらいながらやってみました。
2枚のシートが完成し、もう2枚作ります。2回目には慣れてきた子ども達。糊を撒いたひしゃくも使ってあっという間に
塗り終わりました。
その後 外江港に移動し、ダイバーさんがアマモシートを設置するのを見守りました。
最後にみんなで、海藻肥料で栽培した新米のカレーで昼食会をしました。
例年より1ヶ月遅い時期の開催にも関わらず、たくさんの皆様にご参加いただき本当にありがとうございました。

この日移植したアマモの種がしっかりと育ち、中海の水質浄化に役立ってくれることを願っています。


 平成29年10月~11月 河川の絶滅危惧種類等の生物調査に立ち会いました。
(平成29年12月26日更新)


10月25日から11月23日までの間に行われた河川の生物調査に奥森理事長が立ち会い、絶滅危惧種類などの
水生生物について生息状況を確認してきました。


 平成29年11月8日 安来市長と面会し、海藻肥料のPRを行いました。
(平成29年12月26日更新)


安来庁舎にて、奥森理事長が安来市長と面会し、肥料としての海藻のPR安来市への海藻の贈呈の打合せ
を行いました。
海藻肥料に興味を持ってもらえ、とても良いPRになりました。このような機会を設けて頂き、本当にありがとう
ございました。

 平成29年10月31日 安来市 島田小学校5年生の皆さんと藻刈り体験を行いました。
(平成29年11月2日更新)


安来市の島田地区にて、島田小学校5年生の皆さんと藻刈り体験を行いました
挨拶の後 まずはじめに、奥森理事長が写真を提示しながら本日乾燥作業を行うオゴノリと乾燥させた海藻で
肥料ができるまでの工程を説明しました。

説明が終わったら作業に入ります。5年生の皆さんには、事前に刈り取ってきた海藻を、
天日干しにして乾燥
させる工程を体験してもらいました。

はじめは海藻の磯の香りや、はめた軍手が濡れることに若干の抵抗があるようでしたが、作業が進むにつれ
軍手が汚れることにも構わなくなり、コンテナから海藻を持ってくる役と広げていく役で分担したりと、子ども達
のペースでどんどん岸が広げられた海藻で覆われていきました。
児童の皆さんの数の力で、
20分ほどで12個のコンテナ分全ての海藻を広げることが出来ました。
途中海藻に貝や小さな虫などが付いているのを見つけたと声が上がったり、死んでいるカニが付いているのを
見て、奥森理事長に「硫化水素(が原因)ですか?」と、9月に行った事前学習会で話した内容を思い出して質
問してくれる子もいたり、色々な発見もありました。

作業が終わった後は護岸のゴミ拾いを行いました。児童の皆さんは積極的に護岸のゴミを拾って行き、渡され
た袋は あっという間に一杯に。ゴミ拾いも嫌がらず、奥の方のゴミまで取りに行こうとする姿に感心しました。

このような機会をいただき、ありがとうございました。この体験を通して、余分な藻を刈り取って身近な中海の
環境を守ること、化学肥料でなく海藻肥料で作物を育てて、中海に流れ込む流出水の負荷を減らしていくという
事について考えていただく機会になれば嬉しいです。
この日乾燥させた海藻は、肥料にしてまた島田小学校で使っていただきます。美味しい作物やきれいなお花を
育ててくださいね。

平成29年10月9日 「第3回 中海バイク&ラン」および「第42回 中国四国ブロック
サイクリング鳥取県大会」に海藻米を提供しました。

(平成29年10月13日更新)


鳥取県と鳥取県サイクリング協会主催の同時開催 「第3回 中海バイク&ラン」 と 「第42回 中国四国ブロック
サイクリング鳥取県大会」に、「中海バイク&ラン」オリジナルメニューに使用してもらうお米と、「サイクリング
鳥取県大会」の記念品として、
伯耆町金屋谷産の海藻米を提供しました。

 
 「中海バイク&ラン」については → こちらから (PDF 672KB)
 
 「中国四国ブロックサイクリング鳥取県大会」にについては → こちらから (PDF 610KB)


 

平成29年10月7日 ミズベリング縁日に出店しました。
(平成29年10月13日更新)


平成29年10月7~9日に宍道湖畔岸公園にて行われた、国土交通省出雲河川事務所と河川協力団体および
関係者による
「ミズベリング縁(えにし)」が主催する「ミズベリング縁日」に未来守りネットワークも出店しました。
宍道湖の水草と中海のオゴノリを混合した肥料で育てた
海藻米のおにぎりを提供し、活動のPRをしました。

  「ミズベリング縁日」については → こちらから (PDF 2.64MB)
  「ミズベリング縁(えにし)」についてもっと知りたい方は → こちらから (PDF 1.10MB)

平成29年9月30日 松江市秋鹿地区にて ㈱豊洋さんが 「育てよう!みんなの
宍道湖」 豊洋米 稲刈り会
を開催されました。
(平成29年10月13日更新)


松江市秋鹿地区にて、㈱豊洋さんによる「育てよう!みんなの宍道湖」 豊洋米 稲刈り会に参加しました。
5月に植えた稲がすっかり色付き、素晴らしいお米になっていました。大人も子供もみんなで協力して稲を
刈り取り、掛けて干し、
美味しいお米ができました!

  ㈱豊洋さんの取組みについて詳しくは → こちらから (豊洋さんHPへ)

平成29年9月21日 安来市 島田小学校5年生の皆さんと藻刈りの事前学習会
行いました。

(平成29年10月13日更新)


安来市の島田交流センターにて、10月に行う藻刈り体験に向けて島田小学校5年生の皆さんと事前学習会
を行い、奥森理事長が講演しました。

まず、島田地区中海流出水対策協議会の大迫会長から挨拶があり、奥森理事長の講演が始まりました。
5年生の皆さんは、理事長の話す中海の生き物や昔の様子などに興味深そうに耳を傾け、海藻肥料の説明で
は実際に袋を開けて臭いを嗅いでみました。肥料の臭いには皆さん何とも言えない表情を見せていました。
長時間の講演にも係わらず真剣に聴いて、講演後の質問コーナーには手を挙げて質問してくれました。
このような機会をいただき、ありがとうございました。この学習会で藻刈りや中海の環境について興味を持って
もらえれば嬉しいです。
10月の藻刈り体験でもよろしくお願いします。


平成29年9月20日 「みんなで作ろう海藻米2017~稲刈り編~」中止のお知らせ


5月に日野町金持地区にて田植えを行った海藻米の収穫イベント、「みんなで作ろう海藻米2017~稲刈り編~」
を9月17日に行う予定でしたが、
台風18号接近のためイベントの中止が決定いたしました。
関係各位とイベント参加を楽しみにして下さった皆様には大変申し訳ありませんが、何卒ご了承くださいますよう
お願い申し上げます。
収穫したお米は田植えイベント参加者の皆様へ後日送らせていただきます。

平成29年9月10日 「やすぎ環境フェア」に出展しました。
(平成29年10月13日更新)


安来市の和鋼博物館で行われた「やすぎ環境フェア」に未来守りネットワークも出展しました。
アマモ植栽イベントの様子や海藻肥料で育てた野菜のパネルなどを展示して、未来守りネットワークの活動の
様子と海藻肥料をPRしてきました。


平成29年8月30日 りょうさんファームさんと共に、海藻肥料で育てた玉ねぎを
境港市に寄付しました。

(平成29年10月13日更新)


海藻肥料を使用した野菜作りをしている米子市和田町にあるりょうさんファームの増井さんと共に、同ファーム
で作った
海藻肥料で育てた玉ねぎを学校給食用として境港市へ寄付しました。

 

平成29年8月1日~10日 関西国際大学の学生さん11名が中海での
地域資源活用による就業体験
に訪れました。
(平成29年9月8日更新)


関西国際大学 人間科学部 経営学科のインターンシップ゚実習生11名が中海を訪れ、就業体験を行いました。
平成24年に始まったインターンシップ実習の受け入れも5年目になりました。
今年も元気な学生さん達が、連日の暑さの中真っ黒になりながら海藻刈りから肥料になるまでの作業に精を
出してくれました。

この体験を通して、この先の学生の皆さんの学習や生活の糧になればと思います。
今年もこのような機会を設けて頂き、本当にありがとうございました。

平成29年7月29日 「第6回 中海海開き きれいになった中海で泳がいゃ」
イベント中止のお知らせ


毎年7月に開催しておりました「中海海開き」イベントですが、今年は様々な条件が合わさった結果、イベントの
開催が難しく
中止とさせていただきました。
関係各位とイベントを楽しみにして下さった皆様にはご迷惑をおかけいたしましたが、何卒ご了承くださいます
ようお願い申上げます。
来年の開催にご期待ください。


平成29年6月23日 「中海再生プロジェクト および 海藻肥料の活用」
と題した報告会・勉強会
を開催しました。
(平成29年9月8日更新)


境港市の夢みなとタワー第3会議室にて、「中海再生プロジェクト および 海藻肥料の
活用」と題した勉強会を開催
しました。

奥森隆夫理事長による開会の挨拶の後、まず講師の島根大学農学部 松本真悟教授
より、「海藻肥料と農地に足りない成分について」の講演がありました。分かりやすい
内容に皆さん興味深く耳を傾けていました。
続いて奥森理事長より、「アマモ類(海藻)再生2016年活動報告」として、昨年11月に島田小学校5年生の
皆さんとアマモシートの作成をした様子を報告しました。その時のアマモの育成状態を今年3・6月に撮った
水中写真で見て頂いた後、繁殖しすぎた海藻が水質悪化につながる仕組みについて今一度説明し、中海
再生のためにアマモの保護事業が重要なことを説明しました。
報告の後には、海藻農法普及協議会の今後の方向性についての意見交換会と、海藻米のキャラクター
認定条件・使用条件についての説明がありました。

たくさんの皆様にご参加いただき、本当にありがとうございました。

平成29年6月12日 NPO法人 眞知子農園さんに海藻肥料を寄付しました。
(平成29年9月8日更新)


島根県安来市にあるNPO法人 眞知子農園さんに、今年も海藻肥料を寄付しました。
眞知子農園さんは農業を通じて、食育活動・生活支援・学習支援を行っているNPO法人さんです。
皆さんの笑顔につながる美味しくて元気な野菜作りに、海藻肥料を役立ててください。

平成29年6月10日 第13回アマモ種子採取イベントを開催しました。
(平成29年9月8日更新)


境港市の外江港にて第13回アマモ種子採取イベントを開催しました。早朝より強い風が吹いていましたが、
お天気には恵まれていました。
子ども達は水中に入るダイバーさんに手を振ったり、ダイバーさんの取ってきてくれた貝や海藻類を興味深
そうに触ってみていました。

アマモの確認が終わった後は、みんなで海農駅に移動し海藻米のカレーライスを食べました。

たくさんの皆さんに参加していただき、ありがとうございました。

平成29年5月27日 松江市秋鹿町にて㈱豊洋さんによる 「育てよう!みんなの宍道湖」 豊洋米 田植え会に参加しました。
(平成29年9月8日更新)

松江市秋鹿地区にて、㈱豊洋さんによる「育てよう!みんなの宍道湖」 豊洋米 田植え会に参加しました。
お天気も良く、皆さんの笑顔にあふれる田植え会でした。収穫が楽しみです。

  ㈱豊洋さんの取り組みについて詳しくは → こちらから (豊洋さんHPへ)

平成29年5月20日 日野町金持地区にて「みんなで作ろう海藻米2017」
開催しました。

(平成29年9月8日更新)

日野町金持地区にて、「みんなで作ろう海藻米2017」と題して、田植えの体検
イベントを開催しました。たくさんの皆さんにご参加いただき、本当にありがとうござい
ました。

平成29年3月10日 一般社団法人鳥取県損害保険代理業協会主催により
日本損害保険代理業協会の平成28年度グリーン基金贈呈式が行われました。
贈呈式後に行われた基調講演で未来守りネットワークの活動を紹介しました。
(平成29年3月14日更新)


米子市産業体育館で、一般社団法人 鳥取県損害保険代理業協会の総会が開催され、日本損害保険代理業
協会より、グリーン基金の贈呈式が行われました。平成28年度のグリーン基金は全国で24団体が採択され、
未来守りネットワークは、鳥取県損害保険代理業協会の推薦を受けて、寄付金5万円を頂戴することになり
ました。


贈呈式では、重親弘志会長より目録が贈呈されました。続いて、奥森隆夫理事長が「アマモ場再生事業~
よみがえれ中海~」と題して講演を行いました。アマモ場は「海のゆりかご」と呼ばれ、魚介類の産卵場など
大切な役割を担っていますが、中海では水質悪化などの様々な要因により、アマモ場が減少していました。
未来守りネットワークでは、子供たちと一緒にアマモ場の再生を願い、毎年秋にアマモの種の移植を行い、
また水質浄化を目的として、中海の繁殖しすぎた海藻を回収し、肥料として利活用する取り組みを紹介しま
した。

今後は、鳥取県損害保険代理業協会の皆さんにもイベントへの参加を通じて、身近な環境に関心を持っていた
だければと思います。このような機会をいただき、本当にありがとうございました。


  日本損害保険代理業協会 グリーン基金については → こちらから

平成29年2月18日 環境保全型農業推進ネットワーク 櫛名田姫の総会後に
「海藻農法による農業改革」と題した講演会が開催され、奥森隆夫理事長が
講演しました。
(平成29年2月24日更新)


奥出雲町横田の横田コミュニティセンターにて、環境保全型農業推進ネットワーク 櫛名田姫の総会後に、
「海藻農法による農業改革」と題した講演会が開催され、奥森隆夫理事長が講演しました。

妻子にネットワークの安部傭造会長よりお話がありました。続いて、㈱なかうみ海藻のめぐみの夏野社長
の紹介があり、昨年4月より肥料の製造会社が変更になったこと等の報告がありました。
昨年に引き続いての講演となりましたが、今回初めて参加される方もいらっしゃるとのことで、中海の現状
や中海の海藻を回収して肥料として利活用する取り組みについて、説明しました。

また、昨年の講演では紹介ができなかった斐伊川流域での生態系ネットワークの構想も紹介しました。
自然再生と観光、食による地域再生プロジェクトが流域全域で協力して取り組まれて始めている事やお米
のブランド化についても触れられました。その後の取り組みとして、海藻農法による「日本農業遺産」への
登録を目指す等、様々な方面に広がりを見せていることを説明しました。

講演終了後の質疑応答では、昨年、海藻肥料で栽培されたお米の食味値が上がった農家さんより、「食味
値だけでなく、味度値を上げるにはどのようにしたらいいか」など、具体的な質問がありました。まだ1年栽培
しただけなので、焦らずに今後も2年目・3年目と引き続き海藻肥料で栽培していきましょうと回答しました。

この日の奥出雲町は、先週の大雪とそれ以前からの雪が積み重なって、まだ50cmほど残っていました。
もうすぐ3月になり、だんだんと農作業も増えてくるので、冬の間に雪かきをして体を慣らしていくそうです。

海藻肥料で栽培して皆さんの成果もあり、その後の交流会ではいろいろなお話も聞かせていただきました。
このような機会をいただき、本当にありがとうございました。

明けまして おめでとうございます。(平成29年1月5日更新)


今年もよろしくお願いします。平成28年度の活動報告は、右側へ移動しました。

活動報告

過去3年間の活動内容を
ご覧いただけます。















































































































































































































































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