第14回 アマモ移植イベント
平成30年12月8日 鳥取県漁協境港支部にて、第14回アマモ移植イベントを開催しました。
今年度は外江港で工事があり参加人数も少ないため、設置するアマモシートは3枚です。
アマモ応援隊の皆さんがヤシマット・不織布シートの準備をしてくれました。
アマモの種は、デンプンで出来た糊に混ぜ
ヤシマットの上に広げた生分解性の不織布に糊ごと塗って植付けていきます。
種が入った糊を撒いていく子ども達。
シート全体に撒いたら、まんべんなく種を植えるため手で塗り広げる作業をみんなで始めます。
イベント当日は朝は寒さも和らいでいたのですが、時折雪が混じった雨と共にだんだん寒くなってきて
種を混ぜた糊も大変冷たくなっていたのですが、子ども達は頑張って素手で塗り広げてくれました。
丁寧に塗り広げられた種は、上からまたヤシマットを重ね
金網で固定されます。
大きなホチキスのようなホックリンガーで金網を固定する作業はやはり魅力的なようで、
今年も応援隊の皆さんにやり方を教わりながら子ども達もお手伝いしました。
2枚終わったあと、最後の1枚を作る時には子ども達も慣れ、
あっという間に塗り終わり、金網の固定もしっかりお手伝いしました。
その後 外江港に移動し、ダイバーさんがアマモシートを設置するのを見守りました。
ダイバーさん達、12月の寒い中を本当にありがとうございました!
外江港へ来たついでに、護岸のゴミ拾いもしました。
シート設置後は海農駅へ移動して海藻米のカレーライスで昼食会を行い、
この日のイベントは終了しました。
今年度も昨年に引き続き12月の寒い中でのイベント開催となりましたが、
たくさんの皆様にご参加いただき本当にありがとうございました。
この日移植したアマモの種が中海で芽吹き、また来年の採取イベントで
元気に育っている姿を見られることを願っています。