設立趣旨書
今、全世界に環境問題が討議されている中、全国及び我々の住むこの地方においても例外ではありません。
昭和30年代後半から始まった中海干拓事業が平成14年に事業中止となりましたが、長い間の干拓事業や生活環境の向上により、家庭排水、農薬、工業排水などが流れ込み、今や中海は一部の地域において「死の海」となってきています。
河川、湖、汽水湖に至っても例外なく汚れがいちじるしく、日本固有の魚介類が希少危惧種に指定され存在自体が危ぶまれている状況を作り出した責任は、周辺地域に住む私たちにもあると思えてなりません。
私たちの子や孫に美しい川・海を引き継ぐためにも、住民・行政・企業が今以上に努力しなければなりません。
環境問題を語らずに「まちづくり」はできないのです。
そこで、自主的な活動を行い、企業・団体・学校等に草の根運動を働きかけ、グリーンツーリズムを実現するよう活動して参りたいと考えています。
その上での「まちづくり」においては、当然住民主体でなければならないと思います。
行政や政治に頼るのではなく、地域・業種・年齢・性別に拘らず、それぞれの持つ経験と知識・技術を発揮する場を作ることによって、他の地域と違ったニューシティができると考えています。
芸術や文化、あるいはスポーツ振興においても住民の皆さんに協力していただいて実践していくことにより、次世代を担う子供たちが全ての人たちに礼儀正しく、心優しく、喜びと勇気を持てるよう成長するのではないかと考えます。
そして私たち一人一人が子供達に接する機会を多く作り、伝統・文化を大切にすることを教えなければならないと思います。またそのための具体的な方策として、コミュニケーションセンターの開設を考えており、市民の方々の活動をバックアップして参りたいと考えています。
申請に至るまでの経過
未来守りネットワークは境港浜美化推進機構が提案してきた環境問題や全国浜美化推進機構に加盟している市町村交流事業(まちづくり)等の考えを受け継ぐ形で鳥取・島根両県の有志が集い設立することとなりました。
中海問題提言、水の浄化に対する提言、市民や県外者に対する交流事業、県内及び県外のNPO法人とのネットワークを構築することにより未来守りネットワークの活動を一層幅広く進めるため、今回特定非営利活動促進法に基づき法人格を取得しようとするものです。