第13回 アマモ移植イベント
平成29年12月9日 鳥取県漁協境港支部にて、第13回アマモ移植イベントを開催しました。
まず始めに、奥森理事長よりアマモ移植と中海の水質浄化についての説明がありました。
理事長に「アマモの種を臭ってみたい人?」と訊かれ、次々と手を上げる子ども達ですが…
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実際に臭ってみるとこの表情…。何とも言えない香りのようです。
その間アマモ応援隊の皆さんが種を植え付ける準備を進めてくれました。
アマモの種は、デンプンで出来た糊に混ぜ
ヤシマットの上に広げた生分解性の不織布に糊ごと塗って植付けていきます。
子ども達も早速上着を脱いで、塗り広げる作業を始めます。
この日は朝からあられ混じりの雨が降ったりやんだりという天気だったので、
種を混ぜた糊も大変冷たかったのですが、子ども達は頑張って素手で塗り広げてくれました。
丁寧に塗り広げられた種は、上からヤシマットを重ね
金網で固定されます。
大きなホチキスのようなホックリンガーで金網を固定する作業にはみんな興味津々。
応援隊の皆さんに教わりながら子ども達もやってみました。
今年は4枚設置するので、2枚終わっても もう1回ありますが、2回目は慣れてきた子ども達。
糊を撒いたひしゃくも使いながら、あっという間に塗り終わりました。
出来上がったアマモシートと一緒に記念撮影
その後 外江港に移動し、ダイバーさんがアマモシートを設置するのを見守りました。
12月の寒い中を本当にありがとうございました!
最後にみんなで、海藻肥料で栽培した新米のカレーで昼食会をしました。
今年度は例年より1ヶ月遅い時期の開催にも関わらず、たくさんの皆様にご参加いただき本当にありがとうございました。
この日移植したアマモの種がしっかり育ち、中海の水質浄化に役立ってくれることを願っています。